顔イボの知識

顔にできるイボはニキビとは何がどう違うの?


顔にニキビができてしまい、洗顔や薬を使って徐々に治していくという過程はよく聞く話ですが、そういったケアをしても治らない場合、それはニキビではなく、顔イボかもしれません。


皮脂が毛穴に溜まることによりアクネ菌が増殖し、炎症を起こします。その炎症がニキビに繋がるというメカニズムで発生しますが、顔イボは根本から違います。


顔イボの多くはヒトパピローマウイルスが原因と言われています。ヒトパピローマウイルスには様々な種類、型があり、その数は100種類以上です。正式にはイボを扁平疣贅と言います。ウイルスである以上感染力を持ち、手で触ると他の部分にも広げてしまう可能性があります。また、他の人にも感染してしまうので、タオルを共通で使うなどすると家族にも感染させてしまうことになりかねません。注意が必要です。


一方で、老人性疣贅と呼ばれるイボも存在します。こちらの原因は皮膚の老化によるものとされ、中年以降の高齢者によく見られます。大きく色も濃いのでイボと認識しやすいです。老人性とは言え、若い人にできることもあります。良性腫瘍ではありますが、悪性腫瘍との区別は素人にはつきにくく、医者に診てもらうことが肝要です。


扁平疣贅はできる原因がニキビとは違うのでニキビケアをしても治りません。患部に触り、悪化させてしまうこともあります。放っておくと治ってしまうことも多いですが、当然そうでない場合もあります。やはり、専門家である医者に相談し、適切な処置をすることが大事です。


ウイルス性の顔イボは、傷口からヒトパピローマウイルスが入ってしまうなどして発症しますが、免疫力にも影響を受けます。たとえ侵入を許しても、免疫力が高い健康体であれば発症を抑えることができるとも言われるので、生活習慣の乱れや疲労、ストレスの蓄積には要注意です。規則正しく健康的に過ごすことが有効な予防法と言えます。


ドラッグストアなどにイボ用の薬がありますが、顔イボに合うかどうかはプロが診ないとわかりません。ちゃんと受信して正しい処置をしましょう。