顔イボの知識

木酢液(もくさくえき)は顔イボに効果あり?安全性は?


木酢液とは材木を焼いて木炭を作る過程で水蒸気を冷やしてできる茶褐色の液体です。成分は木タール・酢酸・メタノール・アセトン・アセトアルデヒド・フェノール等、200種類以上の成分が含まれているといわれます。


しかし初期の段階では、有害な成分も含まれるので数ヶ月放置してからろ過して有害成分を除去します。一般的には水で薄めて土壌散布することで、土の中の微生物の働きを活発にし植物を健康にする働きがあります。酢酸は殺菌力に優れているので消毒にも用いられます。


木酢液の効果は、ウイルス性のイボ、特に水イボに期待できます。顔イボに木酢液を使用するときは、原液か少し薄めたものをガーゼやコットンにしみこませ、顔をイボがあるところに絆創膏などで30分ほど貼り付けます。風呂上りに2週間から1ヶ月続けると自然とイボが剥がれてくるといわれています。


顔のごく一部分だけであれば、綿棒にしみこませ直接塗りつける方法も有効です。木酢液を使ってイボをとる方法は今のところ医療的な効果を確認できたというデータがありません。民間的な療法として捉えます。


問題のない皮膚に品質の悪い木酢液が付くと、いぼが取れた代わりに木酢液に含まれる成分のひとつであるコールタールが原因でその周辺の皮膚に皮膚がんを発生する恐れがあります。木酢液で顔イボをとることは決して安全とは言い切れませんので医師に相談してください。


水イボを除去する方法は、ピンセットでむしりとる方法や液体窒素で除去する方法があります。ピンセットでむしりとる方法は文字通り荒治療で出血や痛みが伴います。液体窒素で除去する方法は再発する可能性があり治癒率が低いというデメリットがあります。木酢液を使う方法では、殺菌力で綺麗に取れたと言う声もありますが、効果のない人もいて個人差が大きいことがわかります。


原材料となる木材や製造過程で品質が大きく変わります。品質の悪いものには発がん性物質などの不純物が残っていることがあります。肌に使うので安全なことを確認してから使用してください。