イボのお役立ち情報

ハトムギ茶・ヨクイニンはイボを取るのに効果あり?


ヨクイニンはハトムギの漢方として古来より使用されてきた成分で、保険治療でも使用されることのある処方薬です。イボを除去するために皮膚科に通うと、レーザー治療や冷凍凝固法と共に、内服薬として処方されることがあります。そのことからイボを取るのに効果的な成分と考えられていますが、実際にはイボそのものを取り除く効果はありません。


ヨクイニンは滋養強壮に効果的で、免疫力を向上させてウイルスに強い身体を作ることができます。イボの原因として考えられるのは、疲労、栄養のバランス、ストレス、運動不足などで免疫力が低下し、ウイルスが発生することで疣贅(ゆうぜい)と呼ばれるイボに変化します。つまり、ヨクイニンを服用して免疫力を向上させれば、ウイルスを抑えて滋養強壮に働きかけ、イボの発生原因を徐々に弱らせて消失させるのだろうと言われています。


臨床の場でヨクイニンを処方し、イボに効果があることは認められていますが、なぜ効果があるのか、その理論や明確な作用機序は分かっていません。ただ、ヨクイニンを服用したらイボが取り除かれて肌が綺麗になったという報告だけが多いので、漢方として処方されているのが現状です。ちなみに、イボにはウイルス性と老人性で発生原因が異なり、治療方法も全く異なってきます。


老人性のイボは脂漏性角化症や老人性角化症と呼ばれ、紫外線を浴びたり、加齢によって少しずつ皮膚が黒化して盛り上がった状態で、単純に角化した皮膚症状となります。この状態ではウイルスとは何ら関係のない症状であるため、ヨクイニンを服用しても治療することは不可能となります。最近ではイボが出来たらヨクイニンを飲めというような話がありますが、全てのイボに効果があるというわけではないので注意しなくてはいけません。


ウイルス性であれば効果は十分に期待できますが、そこには個人差や性質の問題も加わるので、すぐに治るというわけでもありません。基本的にヨクイニンは時間をかけてじっくりと治療していくものなので、少なくとも1ヶ月は飲み続ける覚悟をしなくてはいけません。